2005年03月23日
株式会社GCホールディングス レポート
買収騒ぎで親子上場に注目!
今アドバネクスが面白い。
今アドバネクスが面白い。
ライブドアによるニッポン放送の買収騒動により、フジテレビジョンとの対立がいまだに続いている。これをきっかけに、あらためて「親子上場」がクローズアップされている。
既存上場銘柄を親会社に持つ子会社が上場する場合、親会社の利益流出により親会社株主が受けるデメリットが取りざたされてきた。しかし、子会社の資金調達や投資家への新しい投資対象の提供というメリットもあるため、96年に従来の形式的な基準が緩和された。この結果 、「96年以降の新規上場株の約20%が子会社の上場。また、東証上場で時価総額500億円以上の新規公開企業の大半は子会社上場となった」(大和総研)。
しかし、昨年11月に示された東証の上場制度の見直しで、来年度から少数特定者持ち株比率(大株主上位 10名┼11位以下の役員持ち株の比率)の上場廃止基準が現状の80%超から75%超に引き下げられる。親子上場に関連する基準は緩和と規制が繰り返されているのだ。
既存上場銘柄を親会社に持つ子会社が上場する場合、親会社の利益流出により親会社株主が受けるデメリットが取りざたされてきた。しかし、子会社の資金調達や投資家への新しい投資対象の提供というメリットもあるため、96年に従来の形式的な基準が緩和された。この結果 、「96年以降の新規上場株の約20%が子会社の上場。また、東証上場で時価総額500億円以上の新規公開企業の大半は子会社上場となった」(大和総研)。
しかし、昨年11月に示された東証の上場制度の見直しで、来年度から少数特定者持ち株比率(大株主上位 10名┼11位以下の役員持ち株の比率)の上場廃止基準が現状の80%超から75%超に引き下げられる。親子上場に関連する基準は緩和と規制が繰り返されているのだ。